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ジルコニアインプラントのメリット・デメリット

目次

見た目の美しさだけでなく強度も兼ね備え、金属アレルギーのある人にとっても有効な材料であるジルコニア。そんなジルコニアインプラントのメリット・デメリットについて、解説しています。

ジルコニアインプラントのメリット

メリット1:金属アレルギーの心配がない

歯科治療で使われる酸化ジルコニアは、人工ダイヤモンドを原料にして作られたセラミックの一種で金属ではありません。

このジルコニアを使ったジルコニアインプラントは、金属ではないため金属を原因としたアレルギーの心配がありません。

メリット2:歯ぐきとの親和性が高い

ジルコニアインプラントは、金属を一切使用しない歯科治療のため、特に歯茎との親和性が高く、歯ぐきの後退などの心配が少ないとされています。骨の代替として人工関節などでも使われるほど親和性が高いのが特徴です。

メリット3:歯ぐきの変色も起こさず、審美性が高い

耐薬品性や耐熱性に優れ、安定した物質であるジルコニアは、過酷な環境である口腔内で長期間使用しても変色が起きにくいといわれています。また、金属のように溶けだしたりもしないため歯ぐきの変色も起こしません。

メリット4:MRI診断に影響を及ぼさないこと

MRI検査は、強い磁石と電磁波を使って体内の様子を映し出す検査です。

腫瘍を探す際など、体内のさまざまな病気を見つけるときに利用されます。

診断の際に金属を持ち込むと、写真に歪みが生じたり、発熱したりする可能性があります。

チタンは金属であるため、チタン製のインプラント装着している人は、検査を断られたり、歯科医に相談するよう促されたりする可能性があるのです。

一般的なチタン製のインプラントであれば、MRI診断の際に影響がでることが少ないとされています。

しかし、チタン製のインプラントの種類によっては、磁性のアタッチメントがついている場合があります。

磁性のアタッチメントがついていると、写真の画質が低下するなどの影響を受けてしまう可能性がないとは一概には言い切れないのです。

また、口内の状態が悪くてインプラントが正常な位置に埋まっていないと、磁場によって吸引される恐れもあります。

これらの可能性があるため、チタンインプラントを埋入している場合は歯科医の判断をあおぐこととなるでしょう。

その点、全てが非金属で作られているフルジルコニアであれば、MRI診断に影響を及ぼさないので、安心して検査を受けられるというメリットがあるのです。

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ジルコニアインプラントのデメリット

品質が高く、たくさんのメリットがあるジルコニアインプラントですが、デメリットもあります。

デメリット1:他の材料よりも高額

ジルコニアインプラントは、他の一般的な材料に比べて高額です。また機能性など、さまざまな点から治療費も高額に設定されていることが多いようです。

デメリット2:扱っている歯科医院が限られる

高い技術が不可欠であるジルコニアインプラントは、どの歯医者さんでも施術しているわけではありません。

治療を検討する際には、価格だけではなく、歯科医師の実績やジルコニアインプラントの症例実績なども考慮して選ぶようにすると良いでしょう。

こうしたデメリットを差し引いても、体への負担や影響を考えると、ジルコニアインプラントの歯科治療は負担が少なく、金属アレルギーが心配な方におすすめの治療法です。

これから段々と普及して取り扱う歯医者さんも増えるのかもしれませんが、まだまだ取り扱っている歯医者さんは、それほど多くないのが現状です。

デメリット3:歯が割れるリスクがある

人工ダイヤモンドを用いて作られるジルコニアはセラミックの一種ですが、通常のセラミックより強度が高い成分です。ジルコニアは金属であるチタンに匹敵する、もしくはそれ以上の強度があるとされています。そのため、ジルコニアの強度に人工歯や天然歯が耐えられず、割れてしまうことがあります。

特に気をつけなければいけないのは、歯ぎしりや食いしばりなどで強い力が加わったときです。かみしめたときにセラミックの人工歯がジルコニアに負けてしまい、ひびが入ったり欠けたりします。また、噛むときの習慣も大切で、いつもインプラントの歯だけを使って噛んでいる場合は要注意です。全部の歯をまんべんなく使っていれば大丈夫ですが、いつも同じ歯で噛む癖があると、負荷がかかり何かのはずみで割れやすくなります。

ただし、ジルコニア製のインプラントで歯が割れることはめったに起こりません。弱っている歯なら割れるリスクもありますが、歯ぎしりなどの癖がなければ、歯が割れる危険はさらに減るでしょう。医師には注意点として説明されますが、それほど心配する必要はありません。

ジルコニアインプラントは患者へのメリットが大きいですが、加工が難しい素材であるため、医師や技師の技術が必要になります。

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