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見た目の美しさだけでなく強度も兼ね備え、金属アレルギーのある人にとっても有効な材料であるジルコニア。そんなジルコニアインプラントのメリット・デメリットについて、解説しています。
歯科治療で使われる酸化ジルコニアは、人工ダイヤモンドを原料にして作られたセラミックの一種で金属ではありません。
このジルコニアを使ったジルコニアインプラントは、金属ではないため金属を原因としたアレルギーの心配がありません。
ジルコニアインプラントは、金属を一切使用しない歯科治療のため、特に歯茎との親和性が高く、歯ぐきの後退などの心配が少ないとされています。骨の代替として人工関節などでも使われるほど親和性が高いのが特徴です。
耐薬品性や耐熱性に優れ、安定した物質であるジルコニアは、過酷な環境である口腔内で長期間使用しても変色が起きにくいといわれています。また、金属のように溶けだしたりもしないため歯ぐきの変色も起こしません。
MRI検査は、強い磁石と電磁波を使って体内の様子を映し出す検査です。
腫瘍を探す際など、体内のさまざまな病気を見つけるときに利用されます。
診断の際に金属を持ち込むと、写真に歪みが生じたり、発熱したりする可能性があります。
チタンは金属であるため、チタン製のインプラント装着している人は、検査を断られたり、歯科医に相談するよう促されたりする可能性があるのです。
一般的なチタン製のインプラントであれば、MRI診断の際に影響がでることが少ないとされています。
しかし、チタン製のインプラントの種類によっては、磁性のアタッチメントがついている場合があります。
磁性のアタッチメントがついていると、写真の画質が低下するなどの影響を受けてしまう可能性がないとは一概には言い切れないのです。
また、口内の状態が悪くてインプラントが正常な位置に埋まっていないと、磁場によって吸引される恐れもあります。
これらの可能性があるため、チタンインプラントを埋入している場合は歯科医の判断をあおぐこととなるでしょう。
その点、全てが非金属で作られているフルジルコニアであれば、MRI診断に影響を及ぼさないので、安心して検査を受けられるというメリットがあるのです。
金属アレルギーに対応可
ジルコニアインプラントの
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品質が高く、たくさんのメリットがあるジルコニアインプラントですが、デメリットもあります。
ジルコニアインプラントは、他の一般的な材料に比べて高額です。また機能性など、さまざまな点から治療費も高額に設定されていることが多いようです。
高い技術が不可欠であるジルコニアインプラントは、どの歯医者さんでも施術しているわけではありません。
治療を検討する際には、価格だけではなく、歯科医師の実績やジルコニアインプラントの症例実績なども考慮して選ぶようにすると良いでしょう。
こうしたデメリットを差し引いても、体への負担や影響を考えると、ジルコニアインプラントの歯科治療は負担が少なく、金属アレルギーが心配な方におすすめの治療法です。
これから段々と普及して取り扱う歯医者さんも増えるのかもしれませんが、まだまだ取り扱っている歯医者さんは、それほど多くないのが現状です。
人工ダイヤモンドを用いて作られるジルコニアはセラミックの一種ですが、通常のセラミックより強度が高い成分です。ジルコニアは金属であるチタンに匹敵する、もしくはそれ以上の強度があるとされています。そのため、ジルコニアの強度に人工歯や天然歯が耐えられず、割れてしまうことがあります。
特に気をつけなければいけないのは、歯ぎしりや食いしばりなどで強い力が加わったときです。かみしめたときにセラミックの人工歯がジルコニアに負けてしまい、ひびが入ったり欠けたりします。また、噛むときの習慣も大切で、いつもインプラントの歯だけを使って噛んでいる場合は要注意です。全部の歯をまんべんなく使っていれば大丈夫ですが、いつも同じ歯で噛む癖があると、負荷がかかり何かのはずみで割れやすくなります。
ただし、ジルコニア製のインプラントで歯が割れることはめったに起こりません。弱っている歯なら割れるリスクもありますが、歯ぎしりなどの癖がなければ、歯が割れる危険はさらに減るでしょう。医師には注意点として説明されますが、それほど心配する必要はありません。
ジルコニアインプラントは患者へのメリットが大きいですが、加工が難しい素材であるため、医師や技師の技術が必要になります。
こちらでは、歯学会で会員数が多い国際口腔インプラント学会(ICOI)の指導医が施術する都内のクリニックを紹介していますので、あわせてご確認ください。
東京でジルコニアインプラントの
治療ができるおすすめの歯科クリニック
快適な口内へとなる大事なインプラント治療は、信頼や安全性の高いクリニックを選びましょう。以下で紹介しているのは「ジルコニアインプラント 東京」のGoogle検索結果で表示される117クリニックを調査(2023年6月7日時点)し、ジルコニアインプラントの施術実績の記載、認定指導医の在籍、インプラント専用手術室があることが公式サイトで確認できた3クリニックです。記載事項や金額などをご自身の目で確認し、比較検討ください。
選定条件
「ジルコニアインプラント 東京」のGoogle検索結果で表示される117クリニックを調査。(2023年6月7日時点)実績が記載された下記5つのいずれかの学会の認定指導医※が在籍し、院内にインプラント専用手術室を完備し、口コミ評価4.5以上のクリニックを選出。
※認定指導医
厚生労働省は、インプラント治療をする条件として「口腔インプラント学に関する知識と技術を有していること」が必要としています。 当サイトでは、口腔インプラント学に関する知見の深さの判断基準として、インプラントの主要学会である以下5つの学会から認定された指導医を選出しました。いずれの学会でも指導医の条件を厳しく定義づけております。
国際口腔インプラント学会(ICOI):https://www.icoi-japan.jp/
国際口腔インプラント学会(ISOI):https://kokusai-implant.jp/index.html
日本口腔インプラント学会:https://www.shika-implant.org/
日本顎顔面インプラント学会:https://www.jamfi.net/
日本補綴歯科学会:https://www.hotetsu.com/