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インプラントのリスク・トラブル

目次

インプラントの治療は、難易度が高く、必ずしも誰もが治療に成功するとは言えないのが実状です。

インプラント治療で、よく見られるトラブルをご紹介しながらインプラントのリスクについて解説していきます。

インプラントの手術中に起こりうるトラブル

手術時のリスクは、技術不足のために生じるミスが多く、骨に穴を掘る際に、血管や神経にぶつかって損傷させてしまったり、上顎洞や副鼻腔に貫通してしまうといったケースが見られるようです。

インプラントの手術後に起こりうるトラブル

手術後のリスクは、患者さんが検診を受けないまま歯肉炎などを放置して悪化させてしまったり、歯磨きの仕方などがしっかりできていなくて、悪化してしまう場合が多いようです。

その他にも、インプラントがぐらつく、抜けるなど、インプラントでよくあるトラブル例を解説します。

CASE1:骨とインプラントが定着しない

埋め込んだインプラントと骨が定着しない理由として、骨に穴を開けるときに周囲を火傷させてしまったりインプラントが適切な位置に埋め込まれていない、骨が薄いといったことなどが考えられます。

CASE2:人工歯の部分が割れる

インプラントの埋め込みが適切でも、インプラントと人工歯をつなぐ装着具が緩んでいると取れたり、調整が正しく行われてないと人工歯が割れてしまったりすることがあります。

CASE3:痛みや痺れが続く

これも埋め込みの手術時の問題が多いようです。ドリルを開けるときや、インプラントそのものが神経を損傷していることがあります。

またインプラント周囲炎により痛みが起こっていることもあります。

トラブル回避をするために、おさえておくべきポイント

インプラントの治療前に歯の健康状態を伝える

インプラントの治療法では、顎の骨にインプラントを埋め込む手術になります。

検査は当然行なわれますが、麻酔を使用して切開したり、痛み止めの内服薬を飲むこともあります。

そのため、現在の健康状態や既往歴などの情報は、事前に伝え、影響や問題がないかの情報を担当医に知らせておく必要があります。

治療方法や費用についてしっかり確認しておく

すすめられた治療のメリット・デメリットを説明してもらいましょう。

もし、すすめられた治療法を使わずに別の選択肢を採用した場合、どのような影響があるかも聞いておくと良いでしょう。

費用についても、追加で発生する費用があるか、ないかなどもしっかり確認しておくことが大切です。

治療後に必要なメンテナンスを確認する

インプラントは、手術をしたら終わりではありません。長く良い状態に保つため、日常のケアが欠かせないのはいうまでもありませんが、どんなメンテナンスが必要で、費用はどれぐらいかかるのか事前に確認しておくと安心です。

正しい治療で処置されたインプラントの寿命は数十年以上といわれています。

トラブルにみまわれないために、おさえておくべきポイントをしっかりと治療前に確認して、インプラントの寿命を少しでも伸ばせるように心がけましょう。

ジルコニアインプラントは患者へのメリットが大きいですが、加工が難しい素材であるため、医師や技師の技術が必要になります。

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